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教育者研究会

教師自らが道徳教育のあり方を考える

 効果的な道徳教育は、教える側=教師の人間性が向上し、子供たちへの感化力が高まってこそ可能となる――。
 こうした考えのもと、昭和38(1963)年に始まった教育者研究会。
教員同士が道徳の教科化に向けた課題を共有し、解決に向けたプログラムを企画していくと同時に、道徳的な生き方とは何かを学び、みずからの人間的成長と教育力の向上をめざします。
 文部科学省の後援のもと、各地の教育委員会と連携して全国約90会場で毎年開催。知識と道徳が一体となった教育のあり方を探求する場として、参加者からは好評を得ています。

教育者研究会の特色

・教師自身がよりよい生き方を探求するための研究会です
・道徳の時間における指導方法を学びます

​・教師としての心構えを道徳的観点から学びます

平成29年度のテーマ

​「道徳教育の新たな充実をめざして」

 平成27年3月の学習指導要領の一部改正により、「特別の教科 道徳」が平成30年度から小学校で本格実施されます。しかし、これからめざす道徳の授業については示されていますが、具体的にどのような授業を展開したらよいのかについては不安をお持ちの方が少なくないかもしれません。この課題に解決の糸口を見いだすべく、新たな道徳教育の充実をめざして開催します。
 効果的な道徳の授業を展開するためには、教師の人間性が大いに関わってきます。道徳教育における教師の授業力と感化力を向上させるにはどのようにすればよいかを、共に学んでいきます。

概要

主な内容

有識者による講演

参加者同士での道徳教育に関するディスカッション

​現職の教諭による道徳教育や授業の実践発表

対象

教育関係者および学校教育に関心をお持ちの方

これまでの取り組み

​第53回(平成28年度)<全国83会場で実施、7,630名が参加>

第52回(平成27年度)<全国89会場で実施、8,685名が参加>

第51回(平成26年度)<全国89会場で実施、8,561名が参加>

第50回(平成25年度)<全国96会場で実施、9,414名が参加>

日程

第54回(平成29年度)<全国90会場で開催、29年6月6日~30年1月17日>
詳しくはこちらをご覧ください

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主な講師

赤堀 博行

東京都生まれ。帝京大学大学院教授。国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部教育課程調査官。

東京都公立小学校教諭、調布市教育委員会指導主事、東京都知事本局企画調整部企画調整課調整主査(治安対策担当)、東京都教育庁指導部指導企画課統括指導主事、文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官などを経て現職。教諭時代は、道徳の時間の授業実践と生徒指導に、指導主事時代は道徳授業地区公開講座の充実、教育課程関係資料の作成などに尽力。

帝京大学大学院教授

貝塚 茂樹

茨城県生まれ。筑波大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。博士(教育学)。国立教育政策研究所主任研究間等を経て現職。専攻は日本教育史、道徳教育論。主な著書に『戦後教育改革と道徳教育問題』(日本図書センター)、『戦後道徳教育の再考』『道徳の教科化』(文化書房博文社)など。編著に『戦後道徳教育文献資料集』(全36巻)『文献資料集成 日本道徳教育論争史』(全15巻)(日本図書センター)など。

武蔵野大学教授

横山 利弘

兵庫県生まれ。関西学院大学大学院文学研究科博士課程修了。テューヒンゲン大学、ハイデルベルク大学に留学。名城大学教授、文部省初等中等教育局教科調査官、高知大学教授、関西学院大学教授を歴任。日本道徳教育学会名誉会長。著書に『道徳教育とは何だろうか』、『道徳教育、画餅からの脱却』(暁教育図書)など。

元関西学院大学教授

中山 理

​三重県生まれ。上智大学大学院英米文学専攻博士後期過程修了。エセックス大学、エディンバラ大学留学。文学博士。著書に『イギリス庭園の文化史』(大修館書店)、『読書こそが人生をひらく』『人間力を伸ばす珠玉の言葉』『荘子に学ぶ明鏡止水のこころ』(共著、モラロジー研究所)、『日本人の博愛精神』(祥伝社)ほか。

麗澤大学学長

野口 芳宏

千葉県生まれ。千葉大学教育学部卒業。千葉大学附属小学校教諭、公立小学校教頭・校長、北海道教育大学教授、植草学園大学教授、麗澤大学講師などを歴任。著書に『道徳授業の教科書』(さくら社)、『学級づくりで鍛える(明治図書出版)、『日本の美しい言葉と作法』(登龍館)、『叱り方の作法』(学陽書房)、『縦の教育、横の教育』『子供の挑戦、大人の出番』(モラロジー研究所)など。

植草学園大学名誉教授

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​会場レポート

​※写真をクリックすると、研究会の詳細が表示されます。

新潟県・長岡会場

道徳教育の基礎となるのは、それを教える教師の人間性にある――。

このような考えのもと、教師みずからがよりよい生き方について学び、児童・生徒への感化力を培うことを主眼にした講演や講義、パネルディスカッションなどを行っています。

​愛知県・一宮会場

文部科学省教科調査官や道徳教育の専門家を複数会場に招き、学習指導要領の解説や道徳の時間における具体的な教授法の講義を行っています。

東京都・世田谷会場

多くの会場が取り入れている実践発表。

現職教諭が、学校で実際に行っている道徳の時間のようすや、学習を通して児童・生徒が道徳的価値観をどう体得していくかを発表します。

教育現場に立つ人間が教授法の工夫やポイントを示すことで、参加者が実際に指導をする際に生かせるものとなっています。

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参加者の声

子供たちの将来を担う責任ある教師として、彼らとどう向き合っていくべきか、あらためて考えさせられました。

小学校教諭

中学2年生の道徳を担当しています。実践的な内容だったので授業に生かせそう。道徳教育への意欲が増しました。

中学校教諭

設問の設定の仕方や教材の読み方など、授業展開の方法を具体的に学ぶことができました。道徳の時間への準備をする時間は不足しているため、このような機会は非常にありがたい。今後も継続して参加したいです。

中学校教諭

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